逆SEOとは

SEOは、自分のページを検索結果の上位に表示させるための取り組みです。逆SEOは、その考え方を使って、見られたくないページを検索結果の下の方へ押し下げる対策を指します。

検索結果の1ページ目に表示されるのは、およそ10件です。ここに、公式サイトや公式SNSなど正確な情報のページが並べば、ネガティブな記事は2ページ目以降に下がります。検索する人の多くは1ページ目しか見ないため、結果として目に触れる機会が大きく減ります。

削除との違い

削除は、記事や投稿そのものをネット上から消すことです。一方、逆SEOでは記事は消えません。検索結果で見つかりにくくするだけで、URLを直接開けば読める状態は残ります。

そのため、まず削除ができないかを検討し、難しい場合に逆SEOを考える、という順番が基本です。

逆SEOが向いているケース

  • サイトの運営者に削除を依頼したが、応じてもらえなかった
  • 報道記事や行政の公表情報など、事実に基づいていて削除が認められにくい
  • 海外のサイトや運営者不明の掲示板で、連絡先が分からない
  • 古い出来事の記事が、いつまでも上位に残っている

正しい逆SEOの進め方

正しい逆SEOは、特別な裏技ではありません。検索した人の役に立つ、正確な情報のページを増やして育てることです。

  1. 現状を把握する:どの言葉で検索したときに、何位に、どんなページが出ているかを記録します。
  2. 公式サイトを充実させる:会社概要、サービス紹介、代表メッセージ、採用情報、お知らせなど、検索した人が知りたい情報を整えます。
  3. 公式の発信先を増やす:Googleビジネスプロフィール、公式SNS、プレスリリース、求人サイトの企業ページなど、信頼されやすい場所に公式情報を載せます。
  4. 継続して更新する:お知らせや事例、コラムなどを定期的に追加します。更新が止まったページは、順位が下がりやすくなります。
  5. 順位の変化を確認する:月に1回ほど順位を確認し、効果の出ている取り組みに力を入れます。

ポイント

この取り組みは、ネガティブな記事を下げるだけでなく、会社の情報が正しく伝わるようになる効果もあります。採用や営業の場面でも、そのままプラスに働きます。

避けるべき危険な手法

逆SEOをうたう手法の中には、検索エンジンのルールに違反するものや、法律に触れるおそれのあるものがあります。短期間で効果が出るように見えても、発覚すれば自社のサイトが検索結果から外されたり、信用を失ったりします。

手を出してはいけない手法

  • 相手のサイトへの攻撃:質の低いリンクを大量に貼って評価を下げようとする、アクセスを集中させて表示できなくする、など
  • 中身のないサイトの量産:自動生成の文章やコピーしただけのページを大量に作って上位を埋めようとする
  • うその著作権侵害の申し立て:事実と違う内容で、検索エンジンに削除を申請する
  • なりすまし:第三者を装った好意的な記事や口コミを大量に作る

効果が出るまでの期間

正しい方法で進めた場合、順位に変化が見え始めるまでに数か月かかるのが一般的です。対象の記事が載っているサイトの強さや、検索される回数によっては、半年から1年以上かかることもあります。

また、検索順位を決めるのは検索エンジンです。「必ず何位まで下がる」と約束できるものではありません。

業者に依頼するときの注意点

  • 「必ず消えます」「100%下げます」と断言する業者は避ける:順位は誰にも保証できません。
  • 具体的に何をするのか説明してもらう:手法を明かさない場合、危険な方法を使っている可能性があります。
  • 契約期間と費用、途中解約の条件を確認する:成果が出るまで時間がかかる対策だからこそ、事前の確認が大切です。
  • 作ったサイトやアカウントの持ち主を確認する:契約が終わった後も自社で管理できるかを確かめます。

まとめ

  • 逆SEOは、見られたくないページを検索結果の下位へ押し下げる対策
  • 記事そのものは消えないので、まず削除を検討し、難しい場合に選ぶ
  • 正しい方法は、正確で役に立つ公式情報を増やして育てること
  • 相手への攻撃や中身のないサイトの量産は、自社が不利益を受ける
  • 効果が出るまで数か月以上かかり、順位の保証はできない

「うちの場合は削除と逆SEOのどちらが合っているのか」「何から始めればよいのか」を、現在の検索結果を見ながら一緒に整理します。お気軽にご相談ください。